日本住血吸虫症と金丸信と北。その功罪

山梨県に果樹園が多いのは、その昔日本住血吸虫症という風土病を撲滅するためと授業で習った記憶があります

実際、山梨県は世界初!というか世界で唯一の風土病撲滅を達成した地域と知りました。

もちろん果樹園にしたから撲滅できるほど簡単な話な訳じゃなく

中間宿主のミヤイリガイを完全駆除しないと、汚染された水に触れただけで感染してしまうという厄介すぎる病気です。

そのために先人は生石灰を撒いたり、ガスバーナーでミヤイリガイを焼き殺したり地道な努力を続けたのですが

最終的にはコンクリートで河川敷や水路の縁を全部固めてミヤイリガイが棲息できないようにしました。

それを主導したのが金丸信。
当時建設ラッシュでコンクリートに混ぜる砂利が全国で足りませんでした。悪徳なところでは海からとった砂利を使って建設し内部の鉄筋が腐って問題となったのですが

上質な川砂利が輸入できたんですよ。北から。

そりゃあ親北にもなりますわ。地元民の命を救う為ですもの。

で、ここで終わっていれば美談なんですが、

関東人の私は美談を聞いたら涙を流して頬を濡らし、唾で眉毛を濡らすものと教わりました。

山梨県が北に借りをつくったからかどうかはわかりませんが
何年か前の選挙、小泉進次郎が応援演説に入る程に力を入れたその選挙で
中身がすべて対立候補という投票箱が、それも二つもあったとか。
民主主義の基幹は選挙でしょ。それを蔑ろにするような事態は良いはずはない。
結局は親北で人の命を救ったが、自由を奪ったのかも知れません。

それでも時間がたてば、救った命の子孫が親北の現状を打破できるのかも。




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ねころびこいちゃん