昨日、BSで修験道の番組を見ました。
凄く興味深かったです。
女性の方もいらっしゃるんですね。普段塗装業を営んでいる方も参加してました。
親子で修行されている方も。
世代がこうして続いていくんですね。
高校時代、山岳部だった私から見るとエッ?と思う事も。
崖を登る時に備え付けの鎖を使った事です。
私の顧問の先生はチベット、ヒマラヤ登山なども経験された本格派だったので、登山の時に備え付けの鎖なんか触ったら注意されました。
理由は簡単。誰が備え付けつけたかわからない物に命を預けるんじゃない。という事です。
でもこれは山岳部が優れているとかそういう話じゃないです。
山の管理への信頼に対する考え方の違いだと思います。
修験道の方々は、山に登ることが目的じゃなくて、修行することが目的だと思うんです。
だからある程度コースは決まっているので、自分達でコースを管理して安全を確保しているんじゃないかと。
対して山岳部は、やっぱり登る事にウエイトが大きいです。
地元の山の清掃とか、遠くの山に登る時は入山料を払ったりしてますが、
自分の手で登る可能性のある山々、すべての山道の管理は無理ですね。
そこはもう管理は行政かボランティア、観光組合にお願いするしかないです。
となると、まあ疑うわけではないですが過信するのはチョットばかし危険ですね。
ましてや外国で揉まれた顧問の先生からみたら、さぞ部員が危険に見えた事でしょう。
てな事を布団の中で考えてましたw
ねころびこいちゃん
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