結論。博打である。
だが米相場を安定させるためには必要悪。
幕府としては不本意ながら取引を認める。
というのが幕府の立場だと、日本の仕手帥列伝みたいな感じの本でしりました。
その仕手帥が誰だったか忘れましたが、幕府の勘定方と激論を交わし認めさせたとか。
儒教でガチガチで商業を下にみている幕府が、先物取引を認めるってのも凄い話です。
徳川幕府というか三河武士ですか。ひじょーにわかりにくいんですが愛民精神が異様に高い印象があります。
飢饉の時の対応とか、火災流で荒れた土地の復興とか。
探せばけっこうあります。
でも藩内のゴタゴタまではさすがに幕府でも感知してないので、上士郷士の身分差別とか転封前の侍をそのまま雇って恒久的な赤字を抱えて貧乏だとかまでは藩主がなんとかする問題です。
そこらへんは明治維新の色メガネで幕府を見がちなので注意を
とまあ理路整然と先物取引の必要性を幕府に認めさせた事情があり、
と同時に必要悪の博打であると認定された過去がある。
...てな話の本を読みました。
紀伊国屋文左衛門とかもみかんの先物で、文字通り命を懸けて大儲けしたってなエピソードもありましたが。
まあ明治から戦前の仕手帥の話が多かったです
仮想通貨は...ちゃんと政府とかけあって意義と存在を認めさせたのかなぁ。などと。
まあ他人事なので呑気に考えているところです
ねころびこいちゃん
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