まわし飲み


久しぶりに山岳部のOBとしてのボランティア活動しました

あったことのない後輩やらの山岳部での体験談なども聞けました。

以前に紹介しました、山道で誰がつけたかわからないような鎖やロープに触れるな。赤の他人に命を預けるな

という教えはしっかりいきずいてました。

他にも、水筒のまわし飲みの理由を思い出しました。

山岳部では、先輩は率先して後輩に自分の水筒の水を与えなくてはならない

当時水分補給はスタミナ云々の迷信全盛期で
中学では先輩が水を飲まないかぎり後輩が水を飲むなんてありえなかった。
にも関わらず山岳部では先輩が我慢して俺達後輩に水を飲ませてくれる。
なんて優しい先輩なんだ!と後輩は思ったそうで。

まあ間違いじゃないけど...
勿論理由はあります。

水筒の水を隊で管理したいという点。

体力のない後輩に自分の水筒を自分の判断で飲ませた場合
後輩の水筒は常に不足状態になる。
そんな中で、もし後輩がはぐれたら...

人間は水さえあればけっこう持ちます。

なのに水筒に水がなかったらどうなるか?

生還率を上げる為に先輩が後輩に水を飲ませているんです。

他には水筒の水の分、装備が軽くなるのdゲフンゲフン

まあ後輩も年長になったらそこらへんがわかったようで。
大笑いしてました。
騙された。けどもう山の魅力にどっぷりはまったそうで。

こういう事も部活で教わりました。

まあ山岳部では基礎の基礎らしいッスけど。
オイラは忘れてました。

ただ昨今の妙な衛生観念のおかげで生還率を上げる知恵が今後どうなるのか。

まわし飲みが今の子に受け入れられるのか?

難しいです。









(そのくせシェアしたがる人が増えているのはいかがなものか)
嘘。そんなことは思ってませんよ。



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ねころびこいちゃん