世襲制の条件

昨日お茶の間で手作り餃子を夕食に、ダラダラテレビをつけていたのですが

NHKの女子アナって血縁入社OKなんですね。

おもいっきり箱入りで、こんな方に「一般世間は!」とか言われるのはなんか違うと思うのです。

私は世襲制には反対というわけではないのですが、世襲でもやっていい土地柄と駄目な土地柄ってあると思うのです。特に政治家とか公務員とか公共放送。


ときに武士には押込という習わしがあります。

家臣の意にそぐわない主君を座敷牢に閉じ込める習わしで、面白い事にちゃんと作法が決まってます。

バカ殿が対象というわけではなく、有名処では成せばなるでおなじみ上杉鷹山公も改革を急ぎすぎて押込を受けています。

私の生まれた関東の今じゃ寂れた一小藩。
幕末にかけて財政赤字まったなし。
藩政改革に乗り出しましたが、厳しすぎる改革に二人続けて座敷牢。
三人目は幕府中枢に活路を求め、幕府の要職に就任。
勝海舟とも親交があったのですが時代が悪かった。

徳川家茂公が死没されるとあっさり天国に押込されてしまいました。

おかげで官軍の攻撃から藩民を守ったのですが.......

弱小藩の悲哀です。

しかしこのあとも官軍のねちっこい攻撃は続くのですがそれはまた別の話。

逆に、目付の報告書に女狂いと揶揄され、習い事の師匠に鰹節一本を習い事の代金がわりに送る。なんて基地外沙汰をしているのに押込ひとつ出来ない藩もありました。
だから家老は昼行灯とバカにされ江戸のバブルの元禄時代にすら再就職出来ないのよ。
あげく師匠に手をあげるという礼を欠くことしといて、そんな藩主に忠義立てするって基地外にも程がある。

江戸時代に押込ひとつ出来なかった土地柄に世襲させちゃ周りが迷惑するから自重させて。お願い。



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ねころびこいちゃん