図書館通いしてた頃、江戸時代の演劇話をけっこう読みあさりました。
まあなんというか儒学と仏教がごっちゃになってカオスなことになってますですが。
その中に、漁師は決して極楽往生出来ない。なぜなら殺生を生業にしているから。との一文が。
だから元主家の家来の危機に娘を売って、その金で恩義を果たして功徳を積めって続くんですが。
まあそれは置いといて。
日本人の悪癖で、生き物に関わる職業蔑視は深刻という好例です。
かつて九州で猛威を奮った赤松口蹄疫。
実はそれ以前にも九州で口蹄疫が発見された時がありました。
その時は迅速に対応して大事には至らなかったのですが、
見過ごせない出来事があったと怪情報。
第一発見者の女医さんに嫌がらせが起きたとのこと。
九州人が、なぜ政府に報告したんだ。風評被害をどう賠償してくれるんだ。と、まるで彼女が病原菌をばらまいたかの如く責め立てたとか。九州男児?笑っちゃうね。
おかげで女医さんは辞職したそうな。
正直、九州に獣医学部はいらないな。創っても志願者がいないだろ。こんなんじゃ。
四国の人もよく考えてほしい。
もし四国で口蹄疫が蔓延しても、瀬戸大橋や連絡船を封鎖しちゃえばいいんです。
国としては、獣医学部新設して恒常的に予算を使うよりも遥かに安上がりだってことを。
四国の畜産業の被害額は地方自治体持ちですしね。
そんな選択枝があるにも関わらず、獣医学部新設しようと頑張ってきたのにこの仕打ち。
映画のエスケープ・フロム・ニューヨークのニューヨークように四国を扱うか。
サイバーパンクな近未来のディストピアが今ここに誕生。
しないよう頑張ってください。四国の人。
今ならまだ間に合うんじゃないかな。
たぶん間に合うよ。
まあ、ちょっとは覚悟しといて。
ねころびこいちゃん
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