ノアの箱船のような洪水伝説は全世界にあります。
そのなかでも旧約聖書の箱船の元ネタとよばれるシュメール神話。ギルガメシュ叙事詩の中にもあるんですが。
最高神から箱船を作れといわれ、幅奥行き高さそれぞれ60メートルの立方体の箱船をつくったのです。
木造の。
中は9層だったかな?とにかく細かく部屋をつくり、外壁はアスファルトを塗ったそうで...
あれ?こんなに大量に木材を使っちゃったらマズイんじゃ?
と、考えるのは私だけでしょうか?
ギルガメシュ叙事詩ではメインはギルガメシュ王とエンキドゥとの友情物語。
協力して森の番人フンババを倒し、レバノン杉と呼ばれる香り高い木材を大量GET。
が、神の怒りに触れ親友エンキドゥが死に、生と死について悩むギルガメシュ王の物語。
ここに出てくるレバノン杉。かつて地中海東側一帯にびっしり生えていたそうですが。
香り高く美しい木材ゆえに、ギルガメシュ王のメソポタミアの民、エジプトのファラオや海の民が無計画に伐採を繰り返し、今では四千本ぐらいとか。
中東で昔大洪水が起こったのも、今砂漠なのも、なんとなく日本人なら理解できるのではないでしょうか。
縄文人は何をしていたかというと、栗やドングリなどの植林ですね。
もう植林は日本人の魂に刻まれてます。
ということを踏まえて。
キリスト教徒に、洪水はノアの木材大量伐採のせいで保水力が無くなったせいで起こった。ノアに箱船つくりを命じた神の自作自演だ!
なんて言ったらぶっとばされそうでwなんてね。
ねころびこいちゃん
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